【リサイクルパーツで新品同様に！】

桐生市よりトヨタ・ピクシスのドアの鈑金修理のご依頼です。
コンクリートの擁壁にぶつけたとの事です。
車を確認すると、左のフロントドアが裂けています。ロッカーパネルもかなりのヘコミです。
フロントドアパネルは交換が必要でしたので、リサイクルパーツを全国手配して良品を見つけました！
ロッカーパネルは鈑金修理致しました。

ロッカーパネルを鈑金するのに邪魔になるのでドアを外します。
車内が汚れないようにビニールで養生して作業します。

ロッカパネルは袋状になっていて、手が入らないので外から引っ張りだします。
プレスライン（硬い部分）が入り込んでしまっているので外から引っ張るための鉄板を溶着して引き出します。
プレスラインが直ったら、小さいヘコミはスタッドという機械で丸い５円玉ようなものを溶着して、穴に工具を引っ掛けて引き出します。

いい感じで出てきたら、さらに小さい凸凹をとるのに乾くと硬化するパテという粘土のようなものを付け、紙ヤスリで磨いて平らにします。

パテの上にサフェーサーという下塗りを塗装します。
パテ面のヤスリのキズを埋めたり上塗りの吸い込みを防止して綺麗な上塗りの下地になるものです。

▼周囲を養生し、サフェーサーを塗布した状態

▼リサイクル品で届いたリアドアを、塗装する前に下処理を行います。

下処理したフロントドアと、リアドアを取付け上塗り塗装します。

車両のカラーコードを機械に入力して塗料メーカーの配合データを引き出し、調合してテストピースに吹き付けて比色します。
周囲のフェンダーとグラデーションで塗装していきます。

塗装が乾いたら、コンパウンド等で磨き、艶のある状態に仕上げて完成です！

洗車と車内清掃を済ませ、お客様にお引渡しとなります。

新品のドアに取替たのと変わらない仕上がりに感激して頂きました。

本日はご入庫頂き誠にありがとうございました。
車検や車の整備も行っていますので、またいつでも、お気軽にご来店・ご相談ください！