リサイクル品使用・凹み傷の鈑金塗装(桐生市-スズキ・アルト)
- 2016年09月19日 |
- 修理事例 |

【リサイクル品使用で綺麗に元通り!】
桐生市よりスズキ・アルトの板金修理でご来店です。
病院駐車場の入り口で遮断機にぶつけてしまったそうです。
ご家族が入院で気が動転していたとのことで、二重のショックで大変落ち込んでいました。
それとは別に、ロッカーパネルを縁石に乗り上げた凹みがあり、こちらもいっしょに修理依頼されました。
▼リヤドアー/リヤフェンダー/リヤバンパーの損傷
▼ロッカーパネルの損傷
▼凹みやキズの部分の塗膜を削り、平らに均します。
▼パテを塗布し、細かい凸凹を埋めて、乾いたら更に研磨します。
ロッカパネルは袋状になっていて、手が入らないので外から引っ張り、板金します。
プレスライン(硬い部分)が入り込んでしまっているので外から引っ張るための鉄板を溶着して引き出します。
プレスラインが直ったら、小さいヘコミはスタッドという機械で丸い5円玉ようなものを溶着して、穴に工具を引っ掛けて引き出します。
▼いい感じで出てきたら、パテを塗布し、紙ヤスリで磨いて平らにします。
パテの上にサフェーサーという下塗りを塗装します。
パテ面のヤスリのキズを埋めたり上塗りの吸い込みを防止して綺麗な上塗りの下地になるものです。
サフェーサーには防水・防錆効果もあります。
リサイクル品のリアドアを下処理として、表面の脱脂や足付けをします。
足付けとは、塗装面に細かいキズをつけ、塗装が食い込むことにより、塗装を剥がれにくくする事です。
地味な作業ですが、足付けをきちんとしないと、数年後に塗装が剥がれる原因になるので、きっちりと足付けします。
調色をして上塗り塗装をします。
塗装工程は”間”をとりながら慎重に重ね塗りをして、最後にクリーヤーを塗装します。
▼塗装が乾いたら、コンパウンドをあてて、細かいサンドペーパーのキズを消し、ツヤのある状態にします。
▼キレイに仕上がりました(^^♪
お客様も仕上がりをみて「綺麗になったな~」ととてもよろこんでおられました。
ご家族の御病気も早く回復されますようお祈り申し上げます。
本日はご入庫頂き誠にありがとうございました。
車検や車の整備も行っていますので、またいつでも、お気軽にご来店・ご相談ください!